All Or Nothing

どうもこんばんは。先週は出張中だったのでブログをスキップしてしまいました。

ということでまずは先々週末のインディアナポリス500マイルレースの話から。

フルコースコーションが7回と荒れたレースの最後のリスタートののち、残り5周の時点で先頭に立っていたのは
給油作業を遅らせコース上にとどまっていたアンドレッティ・オートスポーツのステファン・ウィルソン(Stefan Wilson)、 2番手にメイヤー・シャンク・レーシング(Meyer Shank Racing)のジャック・ハーヴェイ(Jack Harvey)という2人。

有力勢ではチーム・ペンスキーウィル・パワー(Will Power)が3番手まで上げてきましたが2番手のハーヴェイを抜きあぐねており、
トップのウィルソンが亡き兄ジャスティンに捧ぐ勝利を飾る感動の展開もあり得るのかと思われましたが
残念ながら残り4周でウィルソンとハーヴェイの両者は力尽きピットへ。
これで労せずして先頭に出たパワーがそのままトップチェッカーを受け、11度目の挑戦で初優勝を飾りました。

オーバルレーシングは基本ピットに入るとロスが大きく大抵の場合は周回遅れになるので時々こういったギャンブルが成立しそうになります。
しかも伝統のインディ500においてはいわゆる表彰台という概念がなく、勝者のみがその栄光をたたえられるという特別なレース。
イチかバチか (All Or Nothing) な賭けに出て勝利を掴みにいったウィルソンやハーヴェイの選択もあり最後まで見応えのあるなんともスリリングなレースとなりました。


さて All Or Nothing と言えば Amazon プライムで提供されているドキュメンタリーシリーズをご存じの方もいらっしゃるでしょうか。 このシリーズは NFL のチームをシーズンを通しロッカールームを始めとしたチーム施設・関係者への密着取材で構成される番組です。

既に NFL チームを取り上げるオリジナルのシリーズはシーズン2まで公開済でダラス・カウボーイズを取り上げたシーズン3も近々公開予定。

さらにこのシリーズの反響が大きかった様でオリジナルの NFL チームに加えて
今度は NCAA カレッジ・フットボールミシガン大学を取り上げたスピンオフシリーズも公開されました。

NFLアメリカンフットボールへの造詣が浅くても楽しめる内容だと思いますので是非興味のある方は見て貰いたいなと思います。

それではまた。